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いきがい大学東松山学園 2011年度4月入学生のページです。

美術工芸科のページNEWS&FAQ

新着情報

2012年 3月16日
「美術工芸科、1年を振り返って」を掲載しました。
2012年 1月30日
「埼玉伝統工芸会館施設見学」を掲載しました。
2011年 12月7日
11/13の学園祭のステージ発表の報告を掲載しました。
2011年 10月12日
交流宿泊研修の報告を掲載いたしました。
2011年 7月25日
クラスの紹介を掲載いたしました。

記事

美術工芸科、1年を振り返って

陶芸授業風景

・美術工芸科の一年目が終わり、我々、生徒達の、ア―トの腕前も、少しづつ磨きがかかってきているようだ。1年間を振り返ってみよう。授業は一年を通し、デッサン、水彩画(静物画中心)、陶芸(マグカップと一輪挿しの制作)、脳を活性化する臨床美術、油絵の理論などの基礎を楽しく学んできた。ただ、感想としては、水彩画の授業で風景画まで至らず、陶芸の授業も、あと2コマ位欲しかった。
・6月、校外学習で、小雨のなか、川越の博物館、美術館(浮世絵展)、本丸御殿巡りを行い、夜の初懇親会で大いに絆を深めた。
・9月、伊奈学園の宿泊交流研修で、一字一石経、写経、絵手紙などに、皆いきいきと取り組んだ。伊那や熊谷学園の仲間との交流あり、夜の俄かサロンも深夜まで賑わいを見せた。

懇親会あいさつ

・11月、学園祭では、美工の特性を生かし、「彩のくに・私のお気に入り風景」を、大半の生徒が中学生以来の挑戦であったが、28人全員で描き、落伍者なくチャレンジ精神を発揮した。発表時間が短縮されたため、班毎に、イーゼルに絵を架けて全員一言づつ発表した。
・年末に、カラオケ忘年会を開いたら、歌好きが多く上手な仲間の多いことに驚いた。このため、2.5〜3時間がスタンダードになってきた。
・クラブの選択は皆まちまちだったが、水彩画クラブ加入者が14名と一番多く、3月からボランティアで、市内二つの病院に年4回、絵の展示を開始した。
・2月から3月、2班に分かれ課題学習のテーマに取り組み、A班「郷土の凧づくりに学ぶ」、B班「東松山の伝統的建造物に光をあてて木版画でア―トする」に決定したが、今後どう展開していくか楽しみである。
・総括すると、1年間は、あっという間で、学園の密度溢れるカリキュラムのためか、頭、身体、気配りも結構使うので、心身の鍛練になり、正直、ボケ防止に大変有意義であった。また、個性あふれる仲間からも良い刺激を受けた。
・さて、2年目への抱負であるが、課題学習の実践、油絵の実技研鑽に的を絞って、良い加減で前進したいものである。後半に予定される木版画や水墨画の初チャレンジも、楽しみである。仲間づくり、趣味づくり、地域貢献、健康づくりにより一層励みたいものである。

・写経せむ筆なぞらへし伊奈の秋
・力作やいきがい祭に勢揃ひ
・釜びらき釉七変化ふゆの華
・弾き語り心しみたり吾亦紅
・紙漉きの揺らす両手に淡き春

[写真:紫雲閣での全員写真]



埼玉伝統工芸会館施設見学

 美術工芸科今年最初の校外学習として小川町にある埼玉伝統工芸館を訪ねました。車に分乗してみんなで出かけるのは小学生の遠足さながら、浮き浮きしていたのは私だけでしょうか。
 入場予定の13:30 まで隣接の物産館にて小川和紙 竹竿 織物・染物鯉のぼりなど伝統手工芸品や小川町の地酒・漬物など特産品を思い思いに見学・購入して楽しみました。

会館入り口付近

 入場後すぐ、映像展示室の大型ビデオスクリーンで伝統の和紙製作行程の映像を見ることができました。
 原料であるコウゾ、ミツマタ、粘剤としてのトロロアオイなど、樹木の切り出しから皮むき、煮沸、塵取り、手すき、乾燥までの工程に伝統の技術を感ずることとなりました。 たたみ一畳大の和紙を均一に見事にすきあげる技に伝統芸を感じました。

 このあとは手すき和紙の体験です。和紙実演室に移動してあらかじめ用意された体験用の小型紙すき装置3 器にそれぞれが分かれ、実習生の指導による開始です。ぶっつけ本番で開始した紙すきではありますが先生の言われるまま、されるままに体を動かすと最初の危惧は どこへ やら、いつの間にか見事なすき上がり。後日の出来栄えを見るまでは楽しみです。

紙すき風景1
紙すき風景2

 順番で次々と紙をすく仲間は大胆な人、慎重な人、にぎやかな人、静かな人いろいろでにぎやかなうちにジエンドです。
 続いて埼玉県指定の手工業品30 品目全てが展示されているという常設展示室の見学。染物、だるま、浴衣 羽子板など所狭しと 陳列され、催事の“たのしい絵手紙展”ともども、仲間はそれぞれに深い関心を持って鑑賞しておりました。
 紙すき体験を含めわずか1 時間半の見学でありながら何時間にも感ずる中身の濃い楽しい校外学習となりました。

以上

ひな人形
押絵羽子板
張子ダルマ
齋藤 康二


第26回学園祭のステージ発表

 美術工芸科の今年の出し物は、佐久間クラス長の発案で「私のお気に入りの(埼玉の)風景」と決まりました。自分が選んだ県内の場所の風景画を一点制作し、なぜここがお気に入りなのかを含めて披露し、埼玉県の新名所百景につなげようと言う趣旨です。

私のお気に入りは・・・

 絵はそれぞれが1か月以上をかけ制作しました。発表はイーゼルを6個並べ、班ごとにやることになりましたが、総勢26人に持ち時間は13分、一人30秒が限界です。リハーサルではしゃべりだすと止まらない人が多く、どうなることかと危ぶまれましたが、本番では皆、遠慮して氏名と場所名を話すだけとなりました。最後はクラス長の掛け声で「これからもがんばるぞ、イーエー!!(いー絵ー)」と締めました。

 それでも客席から沢山の反応があり、休み明けのホームルームでは、引間先生からも新しい試みとお褒め頂きました。

第1班
第2班
第3班
第4班。
第5班
いい絵!!!

(写真提供 自治会広報部)



交流宿泊研修 美術工芸科

日時:9/29(木)13:30〜9/30(金)11:30
場所:埼玉県県民活動総合センター 伊奈町内宿台6-26
< 一日目 >

1 受付 13:00〜13:30
2 ホームルーム 13:30〜13:50
 あいさつ 熊谷学園小林所長
 ・3学園の美術工芸科から総勢75名が参加した
 ・各学園の連帯感を高めるための行事である
 ・担当は6月から準備を進めており、たいへんご苦労であった

総勢75名が参集           開会あいさつ

3 一字一石経 14:00〜14:40
 大川婦美子先生、大川貴代先生

 用意してきた小石に経文から選んだ一字または数字を筆で書く。書く前に身を清めるのを簡略化してお香が配られた。習字は半世紀ぶりで緊張する。書いたものはお墓詣りなどで供えるとか。
 先生持参の一石経は菖蒲町(現久喜市)で出土した275年前のもので、久喜市の文化財である。

一字一石経と清めのお香

4 写経など 14:40〜16:50
 3班に分かれ、@写経、A仏画・装飾写経の解説、B手づくり絵本の話を交代で受講

@ 写経
 「十句観音経」と仏画の書かれたお手本を半紙の下に敷き筆で写経する。石に書いたより小さな字で、筆順もあやふや、数十字なのに時間を要する。余裕ある人は仏画もしっかり完成。

集中力を高めて写経する、右は手本

A 仏画・装飾写経の解説
 大川先生作の装飾写経や仏画、大和絵の展示されたものを自ら解説。

B 手づくり絵本の話
 手づくり絵本サークル「絵ポック」の方のお話

 伊奈学園14期美術工芸科の課題学習で2班に分かれ、その一方が手づくり絵本製作に取り組み、卒業後「絵ポック」を起こして地域貢献活動に展開してきたとか。
 飛び出す絵本(POP UP)や折り本(一枚の紙で多ページの本を作る)が展示され楽しい。もう一班の課題学習が百人一首の和綴じ本で、こちらも「絵ポック」の活動の範囲となる。
 美術工芸の課題学習も社会貢献につながるテーマを選ばなければならないと力説された。

説明される「絵ポック」代表     POP UPのキリン
POP UP本と和綴じの百人一首

5 親睦会 18:00〜20:00
 熊谷学園による開会あいさつ、伊奈学園による乾杯でスタート。席は各学園が混ざり合って配置され、お互いの親睦を深めるようになっている。
 余興として熊谷学園から民謡が披露された、三味線の入った本格的なもの。これは学園祭の出し物で、2学園の学園祭は10月であり、練習を繰り返してもう仕上がっているのだとか。
 当クラス伊藤さんによる中締めと熊谷学園による閉会あいさつでお開きとなる。

会場風景              熊谷学園の民謡

6 クラス2次会 20:00〜?
 一室にほぼクラス全員が集まり2次会が始まった。
 かくし芸が披露され、盛り上がり真夜中まで終わらない。

<第二日目>
1 受付 8:30〜9:00
2 ホームルーム 9:00〜9:15
3 クラス交流会 9:15〜11:00
 @ あいさつ
  当クラスリーダー 佐久間さん
 A 伊奈学園 琵琶の講和と演奏、詩吟唱和

 琵琶は宮中の雅楽の系統のものと、盲僧の伝えたものがある。後者には薩摩琵琶と筑前琵琶があり、この後者から三味線が生まれた。本日披露されたのは薩摩琵琶で、黒田武士が演ぜられた。
 最後は伊奈学園の全員が前に並び、他の学園も声を合わせ黒田節を歌う。

 B東松山学園 いきがいの証明
  手品と加藤さんのパフォーマンス、演出がよく大いに盛り上がった。

マジックと指の体操

 C熊谷学園 絵手紙教室

 事前に描いてくるよう宿題となっていた絵手紙は教室の後ろに並べられた。絵手紙の書き方がプロジェクターを使って説明され、一つのものを葉書いっぱいに描く、必ず一言文字を添えるなど原則が示された。
 和紙に岩彩、落款(消しゴムで作る)が望ましいとか。

 各自銘々に一枚絵手紙を描き、終わったものから前へ出てプロジェクターで披露し、描いた心を話した。

宿題絵手紙の数々
閉会あいさつ

 D「青い山脈」合唱

4 閉会あいさつ 11:00〜11:20
 熊谷学園、伊奈学園渡辺所長

5 写真撮影 11:20〜
 全員および各学園
6 昼食会 11:30〜
 東松山学園のみ、全員で「馬車道」で昼食をとってから解散した。

 野々村 記

 



美術工芸科の紹介

 美術工芸科(以下「美工」という。)は、美術工芸の基礎習得を通して、卒業後、地域に美という潤い、彩りを根付かせていくことが期待されている。
 さて、美工の教育課程を紹介しよう。1年次には、デッサン・スケッチ、水彩画、陶芸等の基礎を学ぶ。2年次では、油絵、墨絵、版画等の基礎を学ぶ。いわば、盛り沢山の印象であるが、卒業後は、最も関心あるものを一つか二つ選んで、研鑽して行くものと思う。
 講師の顔ぶれについて言及すれば、まだ2人程であるが、共に校長経験者であった。実習指導を通して感じることは、趣味とはいえ、かなりの年数、研鑽を積んだ絵画制作の練達者と思われる。
 学生数は、総勢30名(男性21、女性9名)でスタートしたが、男性が1人減り、現在は、29名である。美工の学生は、皆、芸術的なものに惹かれて集まった人達のようである。学生の顔ぶれは、私の眼には、ア―トに目覚めた人が3分の1、ア―トへの憧憬を復活させた人3分の1、残りは、ア―トの手ほどきを受けて無心に楽しもうとする人達に映る。
 一方、卒業後のOB活動であるが、水彩画、油絵、写真、版画、書道、陶芸などの創作活動を続け、各施設の展示コ―ナ―を使って作品発表を行ったり、また、公開学習で紹介されたように、老人ホーム等で絵画を題材にした寸劇ショ―、公共施設への作品寄贈など、地域に向けた様々な取り組みが見られるのは感動ものである。
 余談だが、真の美を現わす作品は、光の磁場となり、天のエネルギーが降りて輝きを放つという。

 最後に、俳句を数句記す。

美の淵を捉え描かん学舎(まなびや)へ
時の鐘描く画帳に白雨かな
菖蒲咲き石膏デッサン腕みがく
イ―ゼルにゐるヴィ―ナス恋へる夏
まろき桃ならべて素描火照る指

 (クラス代表) 佐久間 秀雄

     

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第27回学園祭
  

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